会社やサービス、商品などをデザインでアピールしていきたい時は、まずはロゴマークからスタートすることがあると思います。
ロゴマークが残念なものになってしまうと、スポーツで例えるとスタートダッシュで転けてしまっているようなものです。懸命に追いつこうとしても、なかなか追いつかないことになってしまいます。
ここでは、残念なロゴマークになってしまう6つのパターンについてご説明します。これからロゴマークを導入予定やすでにロゴマークがある場合でも参考にしていただけるかと思います。
情報を詰め込みすぎのロゴマーク
ロゴマークと一緒にキャッチフレーズを入れる場合がありますが、基本とするロゴマークには情報を詰め込みすぎないようにしましょう。情報を詰め込みすぎてしまうとシンボルとして機能しない残念なロゴマークになります。
縮小できないロゴマーク
ロゴマークの図形が細かすぎて複雑すぎると縮小した時に潰れてしまいます。ロゴマークを箔押しするときやユニフォームに刺繍をするときなど技術的に限界があるので、デザインが細かすぎるとイメージが出せず残念なロゴマークになってしまいます。絵柄調のロゴマークにする場合は、最小サイズを決めてデザインするようにしましょう。
業種イメージに合わないロゴマーク
例えば老舗の旅館で、IT系やホテルのような先進的なデザインにしてしまい「⚪︎⚪︎⚪︎らしさ」がズレてしまうといった例です。主観的に作ってしまうと業種イメージに合わないロゴマークになりがちです。客観的にみながらデザインしましょう。
ポップ書体を使っているロゴマーク
自分でロゴマークを作るときにポップ書体でデザインをしてしまうと残念な結果になります。ポップ書体が持つイメージは、軽さ、安さ、若さを強調するものです。子供服や激安ショップなどには問題ありませんが、そうでない場合は注意して採用しましょう。
ワードで作ったロゴマーク
オフィス系の文書入力ソフト「ワード」で作ってしまうロゴマークは危険なデザインになります。ワードアートという機能は手段がほんのわずかなので手作り感が出てしまう残念なデザインに仕上がってしまいます。
味気ないロゴマーク
無料のロゴ作成機能が付いたクラウドサイトでつくるロゴマークは、豊富なデザインパターンから選べるなど自由にロゴマークが出来ますが、どこか味気ないロボットが作ったような残念なロゴマークに仕上がってしまいます。名刺に入れるとその味気なさが出てしまいます。
まとめ
極端なパターンではありましたが、ロゴマークは目に触れるあらゆるツールに使用するので、イメージに大きな影響力を与える非常に重要な役割をします。
残念なロゴマークになってしまうと信頼性を失ってしまいビジネスが起動しません。信頼性をアピールできるロゴマークでスタートを切りましょう!